【釣行記録】小柿渓谷放流釣り場に癒されてきた

こんにちは。kohei@lohasuma1です。

4月にはいって、新しい元号も発表され、新年度を迎えて1週間が経とうとしている今日この頃。

私も3月~4月はメバリングに目覚め、チビメバルちゃんと遊びつつ、たまの豊漁に沸き、かと思えばその直後に完全坊主となんだかんだ楽しい釣りライフを送れています。

が、そういえば2月にいった管理釣り場の釣行記をずっと温めっぱなしになっていたことを、すっかり忘れてました。

というわけで温め記事を開放しようと思います。
特に改めての編集もなく、画像などのみ付与して投稿していますので、以降、2月末の冬真っ盛りの気分で読んでもらえたら(笑

それでは、脳みそを2月24日にタイムスリップをしていただき、続きをよろしくお願いします。

真冬の釣れないシーズは管理釣り場がイイという話

今年にはいってから連続ボウズ記録更新中で、海でのオカッパリへの意欲がポッキリのわたしです。
ちなみに記録は現在7回。

全部冬が悪い

そう自分にいいに聞かせつつも、Twitterに流れてくる大量のチヌチヌ釣れましたよツイート。。。

どいつもこいつも
チヌチヌチヌチヌオチヌサマオチヌサマカニカニエクスプレストシナシオチヌサマチヌチヌチヌチヌオチヌサマオチヌサマカニカニエクスプレストシナシオチヌサマチヌチヌチヌチヌオチヌサマオチヌサマカニカニエクスプレストシナシオチヌサマ ・・・( ^ν^;)ワナワナ

釣れる場所と釣り方を教えろやー!!!

心境穏やかではありません。

こんなとき、「としまえん」があれば。。。!

説明しよう! !!

関西圏の皆さまにおかれましてはご存知ないかもしれませんが、東京では練馬区は「としまえん」という遊園地がオフシーズンの流れるプールを管理釣り場にして営業されているのです。

放流されている魚種も豊富で、その中でも特筆すべきは練馬サーモンの存在。略して練サー(ネリサー)。
脂もノリノリで釣味も食味も最高です。

私は当時隣接する板橋区に住んでいましたが、毎月の家庭内稟議を通し、月に1度程度でしたが、ねりねりねりねり…と、練馬サーモンに挑んでました。

自分で釣り上げたのは1度だけでしたが、あの釣り上げたときのヒーロー感はなんともいえません。
スタッフに写真撮ってもらえるし、公式釣果ブログ(https://ameblo.jp/tfa-fish/ )にアップしてもらえますしね。

その喜びたるや、今でも私のPCのロック画面は、自分で釣った練馬サーモンなほどです。

そんな良き冬の思い出を思い出しつつも近場に釣り場がない須磨の状況に、私の管理釣り場熱が木炭のように真っ赤にジリジリと燃えだしていますと、釣友のミツ氏より「次は管理釣り場かワカサギ」とのLINE。
※ミツ氏は大学のクラブ仲間で、管理人唯一無二の釣友(ミツ氏については過去エントリ参照

ワカサギもやったことないので気になりますが、即効で管理釣り場に喰い付きました。
これぞリアクションバイトというやつです。

なんでも三田市にある小柿渓谷放流釣り場に行こうとのこと。

イクイクー!イクヤデー!

と奥さん承認得る前に9.98秒ほどでレス返した須磨の桐生とは私のことです。

小柿渓谷放流釣り場に向かう

2019年2月24日(日曜日) 早朝。

※まったくどうでもいいけどこの日時情報↑って読んでくれる人の脳内で、逆転裁判風に タタタタタッ…っと自動的に表示されてほしい。と祈ってます。 

須磨駅前ロータリーでいつものごとくAM06:00にピックアップしてもらう。
この日はミツ氏の長女(5歳美女)も一緒に同行。

「 いいなぁ、子どもとの釣り。」
「私も早く、自分の子どもらと釣りに行きたひ。 」

そんなことを考えたか、考えなかったか、高速使って1時間そこそこで到着。クルマならそんなに苦にならないアクセス性ですね。

さっそく川沿いに作られた管理小屋に入り、まずは受付を済まします。

ようこそ小柿渓谷釣り場へ!の歓迎が嬉しい(^ ^)

するとミツ氏が「ルアー大人2人」と、すっ・・・とJAF会員カードを提示。

どうやらJAF会員カード提示するといくらかお安くなるようで。
JAF会員でもない私にもサービス適用された模様です。(このあたり詳細はサイト参照されたし)

ありがとう、ミツ氏。できる男やキミは

受付を済ますと、受付のおば、お姉様にさっそく「行ってらっしゃい!頑張ってね!」と見送られます。
見ず知らずの私を釣りを応援してくれるなんて、なんていい人なんだ。

わくわく。
早く1匹を釣りたい一心で、小屋の外の川を眺めるも、小屋の傍の小さな石壁で作られたマスがある範囲はどう考えても餌釣り向け。

小屋から向かって左側(上流側)の風景
小屋から向かって右手(下流)方面の風景
この日は地元の釣り大会もあったようで、たくさんのおじいさんが釣り糸垂れていました


「ルアー・フライってどこで釣るんだろう?」(甘えんぼのワイ

「スッ・・・」(管理小屋に戻るミツ氏

「下流の橋が架かっているあたりにルアー・フライの場所があるらしい」(瞬時にスタッフに聞いてくれたミツ氏

ありがとう、ミツ氏。できる男やキミは。

たしかによーく見れば遠くに橋が架かっています。
近くはないけど遠過ぎない。
そんな絶妙な距離感です。

そうと決まればポイントまで川沿いを歩きます。

河川敷を歩く。
こんな散歩道なら全然苦ではないのである。(でも早く釣りしたい)


早く釣りしたいものだから小さい子どもいるのに大人2人早歩きです。
1秒でも早く到着したいゆえに、見せかけの優しさで子ども様にお荷物持ちを提案します。
が、純粋なお子さまには大人どもの邪心などお見通しなようで。大きなバケツを死守してえっちらおっちら歩きます。

川の水はとっても透明で、川底が見えます。
釣り人などはいつだって川の中に目を凝らしながら歩くと思うのでポイントまでの小散歩はさほど苦ではありません。

そして魚影は見えません。

いやいやっ、そんなはずはない。なぜならここは管理釣り場。

石壁や岩の裏などに隠れているのか。
ここの魚の保護色レベルが神がかってとっても凄いのか。

脳内に色々な有力説が浮上します。

そんなこと考えながらの道中は、DIY感が凄い鹿威し(ししおどし)をはじめ、鳥獣避けと思われるが遠目にリアル管理人か釣客にしかみえない案山子(かかし)達を横目に進みます。

鹿威し(ししおどし)。
しっかり一定間隔でカコンという心地よい音を鳴らしてました。

ポイントチェック

そんなこんなでポイント到着。
管理小屋から5分ほどは歩いたでしょうか。

一区画の大きさは餌釣りのマスと比べ10倍ほどあるかと思います。
特別広くはないですが、狭くもなく。

釣り場に選んだルアー・フライ向けポイント
全体的に浅く、ところどころに沈み岩がある
ポイントを上流側から下流に向けてとった写真。(手前のマスが自分たちのポイント)
奥にかかる橋がルアー・フライポイントの目印の端です。

都会の超混雑している管理釣り場と比べたら居心地はやはり最高です。

川幅は目測15mほどでしょうか。
水深は浅く、お水は超綺麗です。

ルアー・フライのニジマスエリアに到着して、上流側から2つ目のマスをポイントにすることに決定。
ポイント選定の理由は早く釣りしたいから。

そしてやはりここも魚影は見えません。


すこし嫌な予感がよぎります。。。

案の定釣れません

この日のミツ氏はフライをメインタックル、ルアーはサブという陣構え。
フライはエッグ(いくらを模したフライ)を水に沈め、浮きアタリを捉え釣っていく戦法です。

実は私もフライタックルを学生時代に買ったことがありますが(今でももってます)、このエッグは極寒でなにやっても魚が釣れないときに、釣れる奥の手的な印象があります。
10年ほど前の学生時代に、元旦から奈良か京都の雪積もる山奥の管理釣場にミツ氏といったときにエッグだけが釣れた思い出があるからです。

「あのときの釣行経験からエッグ最強の印象あるわぁ」(私

と私がいうと

「オレもあのときの経験でエッグが最強と思っている」(ミツ

とはにかむミツ氏。

これぞ10年以上の釣り仲間です。

一方、私はルアータックル1本主義で挑みます。
こちとら、東京・板橋のタックルベリーでネリネリと練馬サーモン狩るためにチマチマ揃えた管理釣り場ルアーがちょろっと揃っています。

ちなみにロッド・リールは海でライトタックルとして使用しているファーストキャスト + レブロス2000です。
PEは0.4号のリーダーはフロロ1号。

所謂アジング用タックルですが、管理釣り場はアジングタックルで大丈夫な模様です(このあたりはWEB確認済)。

ちなみにアジング用タックルで所謂ジグ単でアジングして未だアジは釣れたことがありません。これはこれでこっそり悩んでます。

それはさておき。

ミツ氏がチマチマとタックルをセットしている間に、私はスナップにスプーンを引っ付けてさっそくキャスト。
ルアー釣りはこのあたりフットワーク軽いですね。

「ファーストフィッシュはワイがいただきや!」
(心の声・・・のつもりだけど声にだしてたかも

私の中に、漫画ででてくる闘志が暑苦しい関西弁キャラが誕生します。

ちなみに関西弁キャラといえば、コナンの服部さんよりも、将太の寿司の坂田利人さん派です。

※あと将太の寿司の筆者の寺沢大介先生は神戸市出身です(地元自慢)。

突然湧いてでてきた大阪弁キャラはその勢いよろしく、マシンガントークならぬマシンガンキャストでポイントをまんべんなく探ります。

アジングタックルと管理釣り場ルアーの相性も大変いいようで、私にしてはかなり精度の良いキャストが決まります。
オーバーハングを避けた低い弾道で反対の川岸ジャストに着水という感じで。


もはや魚がいれば、落ちパク必須。


・・・が、落ちパクはならず。


まぁ釣りってそういうもの。…次々!
でもそれを繰り返しているとだんだんわかってきます。

(あ、魚いないわ。)


…途中薄々気付いてましたが、ここの管理釣り場は受付を済ませたお客さんが入った釣り場(マス)に後からスタッフがやってきて、一定量放流してくれるルールなのです。

とはいえ、毎回釣り人がマス内の全魚を釣り上げているとも考えにくいので、居残り組もいるかと思っていましたが、達人級が全部釣り上げてしまったみたいですね。(そう思わないとやってられない)

そうこうしていると、タックルのセッティングが完了したようで、ミツ氏もフライを投げだします。

まぁ釣れないんですが。

しばらくすると、軽トラでスタッフのお兄さんがやってきて、ニジマスを放流してくれました。
我々は2人で1つの釣り場マスを利用していたので、1マスに2名分の放流となります。

軽トラの荷台上のニジマスがうようよいるであろう樽から、タモで4~5回分のニジマス達が放たれた模様。

具体的な魚の数は分かりませんが、この魚全部釣り上げれるかなぁなんて考えます。

ちなみにスタッフのお兄さんに、放流されるまで魚いないもの?と聞いてみたら、特に川から魚の回収はしていないのでやはり居残り組はいるにはいるらしい。

なんだ、ワイが下手なだけか。安心した。

関西弁キャラは寂しそうに去っていきます。


・・・ではでは、さっそく放流されたばかりの魚を狙いたい!

といったところなのですが、実は私は格好付け人間なのです。

鼻穴膨らませていきなり魚影目掛けてキャストはじめようものなら、なんだかスタッフのお兄さんにすっごいがっついている人に見られるような気がして、それが妙に恥ずかしいような気がして、結局スタッフのお兄さんがいる間は余裕ぶって観察しているふりなんかしちゃっていましたことをここに告白・懺悔します。

で観察していると、放流直後のニジマス君達はしっかり目視で確認できます。魚がいればサイトで視れそうです。

最初のうちはさっそく1つ2つの群れを作り、釣り場世界を右往左往に泳いでました。

そのうち群れが分かれて片側を見失ったり、水中の岩場の影など見失ったりで徐々に確認できる魚影の数少なくなっていきます。

5分もしないうちに放流されたニジマス集団を全て目視できなくなります。

みんな消えました。

なんだこれは。何が起こっている?

  • かろうじて水中が見えない、対岸の岸ぎわに身を潜めている説
  • ここの魚の保護色レベルがとっても凄く神がかっていて水面からは透明に見えている説
  • マスの区切りとなっている岩壁の隙間にロックフィッシュよろしく入り込んで隠れている説
  • マスの区切りとなっている岩壁に抜け道があって隣の釣り場に逃げた説

どの説も有力に思えてきて、管理釣り場なのに魚がいる気がしなくなります。ミツ氏も流れ込みにエッグをひたすら流していますが、おそらく同じ心境。

ちなみにたまたま一度、遊泳していたマス集団を目視で確認し、スプーンでアタックしたところ1匹がチョイス・バイトする事件が発生しました。

一瞬針がかり!!!したものの、すぐにフックアウト。
キャスト~チェイス~バイト〜一瞬だけの魚の引きを五感で体感して、テンションUPし、すぐにミツ氏に報告しよう!!!・・・とするもミツ氏は娘ちゃんといちゃいちゃ遊んでました。

10年来の釣友おじさんグスンである。

その後も釣れない時間が続き、なんだかんだ、釣れない時間は現場到着後、放流までの20~30分、放流後の30分と合計1時間弱ほど続いていたと思います。

突然ポポポンと釣れはじめる

放流後も釣れない時間が2〜30分位続いた頃、時折水面を魚のライズが起こるようになりました。

おそらくどこにいたかは知りませんが、放流魚達も環境に馴染みだしてテンションアゲアゲになってきたのでしょう。

同日は日和で、蚊より小さい綿毛みたいな羽虫もたくさん飛んでました。これもテンションアゲアゲに貢献していたと思ってます。

それまで小さめスプーンをなるべくスローにただ巻きしてましたが、イチかバチか羽虫食ってる高活性ヤロウを釣るには・・・?
、でチョイスしたのはスピナー。

これが正解だったようで、ライズがあったポイント付近を対岸上流部からやや早めにリトリーブしてくると、ようやくヒット!

やっと釣れだしてくれたニジマス氏
まさかの「管釣@三田で坊主」の不安もなくなり一安心です
スプーンは本当に勝負が早かったです
釣れるときはパコパコって釣れて、以降完全沈黙、って感じ

相変わらず娘とイチャイチャして、ファーストフィッシュがとられたことに気づいていないミツ氏に、魚を見せて、自慢ながら釣れ方を説明。

その後このパターンだけで5分位で3匹くらい追加できました。

何気にスピナーで魚釣れたのも初経験でした。

飛距離もでるし、魚も釣れるしで、いいですねスピナー。
高活性のお魚が釣れるルアーなんでしょう。

スピナーの威力、恐るべし!!!

当たり遠のいたら、シルバー系、オリーブ系スプーンで

スピナーの猛威が落ち着いたのか、ニジマス氏のアタックは急になくなりました。

しかし後述しますが「エリアに馴染んだ放流魚」が「潜んでいるスポットが分かった」ことにより釣れるのは時間の問題。
攻めの姿勢は変わりません。

早巻きクルクル系のスピナーから、1g前後くらいのスプーンに選手交代です。

スプーンでも釣れる三田ニジマス
連投とはいかないが、ポツポツ釣れる感じ
オリーブ系に食いついたニジマスさん
スプーンのカラーは多分なんでも食ってきました
カラーよりサイズが肝だったかと

スプーンに変えて、スローにただ巻きしたり、チョンチョンとリフト&フォールなどと使えもしないテクニックで掛けたり。

1時間で3~4匹は釣れたと思います。

色々試しながらやってましたが、だいたい以下の感想です。

  • ルアーは上流にキャストして下流に巻いてくる所謂アップストリームキャストのほうが釣れる
  • スプーンはカラーはなんでも良かった感じがする
  • スプーンはむしろサイズ・重さが肝で、2~3gではやはりエリアのキャパオーバー感がある。1g~1.5gくらいか良さそう

まぁスプーンの条件や釣り方詳細などは、天気や気候など当日の条件に左右されそうな気もするので、あくまで下手くその戯言くらいに捉えて頂ければ。参考になれば幸いです。

ミツ氏も釣れないフライに業を煮やして、サブウェポンのルアー(スプーン)で釣ってましたが、フライのエッグでも釣ってました!
ただ、エッグはアタリがでるまで遅いので手返しが悪い印象は否めませんでした。

この日でいうとフライよりルアーのほうが正解だったといえるでしょう。
ただ、先述したように細かい羽虫がいっぱい飛んでいたり、ニジマスのライズもあったりしたので、エッグではなく羽虫系のフライを的確に選択・利用すれば結果は違ったかも?

最後釣れない空白時間の後にポポポンと釣れる

スプーンやらフライでポイントを攻めまくっていた甲斐があり、ニジマスも相当すれたのか、釣れだして1時間もするとまったくアタリがなくなりました。

とはいえ、魚は多分このスレてしまったポイントにしかいないのです。
他のポイントにスプーン投げてもそれは魚のいない水中でスプーンがヒラヒラするだけです。
(分かってても投げるんだけどねw)

ここでまた釣れないタイムが。。。
30~40分は続いたかと思います。

我々パパアングラーなので、この日の自由時間は11時まで。
いっきにタイムリミットまで近づきます。

10時45分も過ぎると、色々展開していた道具類を片付けつつ、往生際悪くキャスト続けます。

これまで攻めていたポイントも、遠くから攻めたり、近くから攻めたり、上流側から攻めたり、下流側から攻めたり。

そんなこんなやっていると最後、ワインレッド系の1gに満たないマイクロスプーンを上流側から流れ込みに落として水流に流すように攻めるとようやくHIT!

そのあと、同じような方法で2、3本目も追加したところでタイムアップ納竿となりました。

今回の釣果は全14匹。
ミツ氏が5匹、私が9匹と私が珍しく勝ち(^^)
多分ルアー一本で手返しよかったのが勝因かな。

実質釣りが成立していたのは放流されて魚が釣れだしてから2時間30分くらいかな。
釣れなくてモヤモヤした時間帯もありましたが、やはり楽しかったです。

小柿渓谷の釣果平均に届かず!(笑

納竿後、管理小屋に戻り終了の手続きを行いながら、係のおじちゃんと話しました。

だいたい一人あたり何匹あたりのニジマスが放流されるのか気になっていたので聞いてみました。
すると一人あたり15匹~20匹、ただし魚のサイズが大きくなると数は少し少なくなるし、サイズが小さくなると数が多くなるとのこと。

ほうほう。

さらにルアー客の平均釣果をおそるおそる聞いてみますと、だいたい4時間ほど釣りして平均10匹~13匹ほどかなぁとのこと。

私たち、2倍の魚が入った釣り場で2人で釣りして、一人分の平均くらいしか釣れていない(笑

ちなみに小柿渓谷放流釣り場の釣果情報を確認すると、同日ルアー客(多分我々の横のマスで一人で釣りしていた人)は14匹釣られていたみたいです。(^ ^;)

あと、おじちゃんが言うには私たちのように複数人数で同じ場所で釣りするほうがオススメだとか。
マスの中の魚影も濃くなるし、 魚の食い気も高まりやすく、アタリも多くなるので釣りやすいとのこと。

河原でBBQなどもできるので、友達をもっと呼んでワイガヤやるにも楽しそうですね。

管理小屋の中の水槽にいたアマゴさん
ニジマスもいいけど、アマゴさん綺麗ですよねー

振り返り

今回の振り返りポイントは釣れる場所の見極めと時間帯の把握です。

①釣れる場所の見極め

先に掲載しましたが今回、我々が釣りを行ったポイントはこのような場所。

今回釣りを行ったポイント
川の奥側に沈み岩などポイントっぽい場所が見えるが。。。

このような場所でしたが、開始から終了まで、この写真の場所では釣れていません。

釣れたのはここ。前の写真の左側に切れていた隣の上流側マスからの流れ込みポイント。

釣れた14匹はすべてこの流れ込み周辺で連れました
ポイントに近づいて撮影
流れ込みによって盆のように広がる砂地から奥側にかけてがHITポイントであった

天候等の条件も影響するとは思いますが、やはり14匹すべてこのポイントでしか釣れなかった、ということは小柿渓谷でのポイント探しの重要さを物語っているのかなと思います。

一番良いと思うポイントから魚影が分散しないという点を今回学びました。
次にリベンジするなら、このポイントをのみをかなりしつこく攻めまくる作戦になるでしょう。

ちなみに、この釣り場以外の釣り場マスもあるので、そこでも同様なのかはやってみないと分かりません。

②時間帯の把握と有効活用

今回、釣れた時間帯や釣れなかった時間帯がありました。

次、より多くの結果を得るためには、釣れない時間を「何をやっても釣れない時間」「何か工夫すれば釣れる時間」に分けて、「何か工夫すれば釣れる時間」にすることかな、と考えます。

まず「何をやっても釣れない時間」、これは放流されるまでの時間 + 放流後魚が場所に馴染むまでの時間です。
先客の釣り残し魚を狙ってみるのもよいですが、少しやってダメそうなら、釣れる時間に向けたポイント選定や仕掛けのチェックを行っておくのが良さそうです。
それでも時間が余るようなら、バーナーでお湯でも沸かしてあったかいコーヒーでも飲んでればいいかと。

なお放流後魚が馴染むまでの時間ですが、私の今回の経験では3~40分くらいかと。
今回は、だいたい放流された魚は、①あたりを回遊しだし、②水面から姿を消し、③しばらくたってたまにライズが発生するのプロセスでした。
この間、あまり魚を刺激せずにおくことでもっと早く馴染むかもしれません。

次に放流魚のテンションに便乗して何やっても食いついてくるタイミングがありました。
これについては「下手でも釣れる時間」なので手返しよく釣ることがよいと思います。
今回、意図せずファーストフィッシュをスピナーの早引きで獲りましたが、「早引き」という点が実は良かったのかもという思いはあります。

ちなみに「早引き」ですが、アップストリームキャストして、スプーンが水面下のタナをキープしてブレードが回っているくらいのものです。スプーンの釣りってどうしてもゆっくり目に巻くこと多いので、それに対して「早い」です。

バコバコ釣れた後は、スプーンでポツポツ釣れた時間帯がありました。
この時間は「釣れる時間」「釣れない時間」の区別が難しいですが、「釣れる時間」に整理します。
強いて振り返るなら、スプーンはカラーよりサイズが大事。カラーは赤金、シルバー、地味系なんでも釣れました。


そしてスプーンでも釣れない時間帯が到来。
振返ると、この時間こそ「 何か工夫すれば釣れる時間 」だったのかな、と考えてます。
なにしろ、魚のいる場所も分かっていて、最後に2~3匹釣れましたので。

今回何も釣れなくなってしまった時間が1時間ほどありました。
私が次にリベンジするなら、この時間はもうバーナーでお湯でも沸かしてカップラーメンでも食べて休憩するかな、と考えてます。
要は10~20分場所を休ませようという戦略です。

そうすることによってまた釣れだす時間までのタイムラグが短くなる気がします。
そして小技使って釣れない魚を刺激するよりも、休憩はさんで釣り人もリフレッシュしたほうがいい釣果に繋がる予感がします。

まとめると、私のリベンジ予定は以下の感じです。

  • 1.釣り場到着。先客の釣り残しがいないことをチェックして、さっそくコーヒーで一息。
  • 2.放流兄さん到着。泳ぐ魚群を目で追いかけながらも、コーヒーでスタンバイ。
  • 3.魚がライズ開始。ここから本気だす。スピナーでもミノーでも早く動かす系でさくさく5本ほど釣る。
  • 4.早い動きが見切られた。1.0g前後のスプーンで丁寧に探り、ポツポツ拾うように4~5本ほど釣る。
  • 5.スプーンでも釣れなくなったら、早めのお昼休憩。カップラーメンとコーヒーでリフレッシュ。
  • 6.軽めのスプーンのゆっくりアクションで早めのラストスパート。丁寧に探って3本追加。
  • 7.タイムリミットで納竿。到着後、3時間30分くらいであるが、しっかり一人で13本を釣り上げ及第点。

トイレ回数が多くなること必須であるが、この作戦でいけば釣れない時間に悶々とすることなく、確実な釣果を得られるでしょう。

来年、ミツ氏と再度小柿に行ってリベンジしたいと思います。

最後に

としまえんに限らず都心圏にも釣りスポットが点在する東京に比べ、関西の管理釣り場事情はこれからの気がしています。
関西は滋賀県はじめ郊外の自然多い場所でのフィールド型管理釣り場が多い印象です。

とはいえ最近大阪の緑地公園で同じくプール型管理釣り場が誕生して気になっていますが、インプレ見る限りまだオープンしたてでレギュレーション違反の多さや水質管理等の課題もあるようです。
このあたりも、すぐ改善されると思うので来年は以降行ってみたいですね。

とはいえ渓谷系管理釣り場もいいってことが今回の釣行で感じたことです。

釣れる魚の種類や数など、物足りない感もあるかもしれませんが、やはり釣り場自体の自然環境、綺麗な水で釣った魚の美味しさはフィールド型ならではでしょう。

今回釣ったニジマスは塩焼きで頂きましたが、脂ノリノリでかなりおいしかったです。

さて、今回は三田の小柿渓谷放流釣り場の釣行記録でした。
繰り返しますがとってもいいところです。

皆さんも冬の厳しい時期は小柿渓谷に行ってみてはいかがでしょうか。
そしてそのとき、このブログが少しでも力になれたら嬉しいです。

以上、長くなりましたがkoheiでした。

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