【釣行記録】冬シーズンの千守突堤はもう見限った話

こんにちは。ロハスマ管理人koheiです。
2月ももう後半に突入です。

この週末も釣りに行きたかったのですが、土曜日は事前に風速8mの爆風予報をみて早々に中止にし、日曜日は朝10時まで寝るという大寝坊をかましてしまい、結局釣りにいけませんでした。。。

日曜日朝の釣行で、ぶっこみ釣りに使おうとキビナゴを餌に買っていたのに。。。
キビナゴ軍団にはしばらく冷凍庫で眠っててもらうことにします。

鮮度ピチピチで突撃予定でしたが、戦場への突撃はまだまだ先になる予定。

という感じで釣りにこそ行けませんでしたが、日中は家族で買い出し&ドライブなど行きましてね。

我が家は駒ヶ林のアグロガーデンで買い出しすることもありますが、ここの2階のペットショップの「AquaTailors」さんはメチャメチャオススメです。
アクアリウムの展示がどれも綺麗ですし、展示種類も多く淡水魚、海水魚、ワンちゃん、にゃんちゃん、爬虫類、ハムスターやウサギ、はては ヤドクガエルやフクロウまでおります。

アクアリウムの茂った水草の中に潜むエビを探すのが楽しいわけです。

神戸界隈のお魚スポットは俄然、須磨海浜水族館推しの私ですが、2番手としてオススメできます。
正味2~3時間くらいは余裕で過ごせます(店からしたら不審かつ迷惑な客ですね(汗)。

カエル水槽で長時間、カエル探ししているおっさんは、わたしです。
ちなみに和田岬ではなく駒ヶ林の誤記。

私も以前東京にいたころは、自分で釣ったタナゴ(カネヒラ)を水槽で育てていましたが、このお店にいるとそのときの熱が再び燃え出しそうです。
今の家では難しいですが、また新しい家に引っ越ししたらアクアリウム始めたいと思っています。

そんな週末でしたが、随分暖かく、このようなドライブ・散歩などには絶好のお天気でした。
一方先週の週末は連休後半からの強烈寒波の影響で、ずっと寒かったですからね。

さて、今回もタイトルからお察しの方もいるかもしれませんが、今回はそんな先週末の大寒波に千守 × カゴ釣りで完全なるボーズーだった話です。
正直記事にするのもはばかられますが、自分に課した「ボーズを記録して文章化して反省」を愚直に行おうと思います。

リベンジに燃える闘争心に迫る寒波

前回長男のお食い初めのタイ狙いで出撃するも、ヒガンフグ部隊のゲリラ攻撃にあえなく撤退。(前回記事:【釣行記録】須磨・千守でカゴ釣り狙うめでたいヤツラ

しかしこれまで苦難していたカゴ釣り仕掛けにはようやく仕掛けとしての安定感を覚え、釣行回数こなせば何かしら釣れるだろうという希望も見え始めしました。

釣れてもないのに調子こいて書いたMyカゴ仕掛け

善は急げばかりに吉川釣具さんでアミエビブロックと刺餌のオキアミLサイズをゲット。

ちなみに刺餌のサイズはこれまでMサイズを使っていたのでMサイズがあればMにしたけど、Mサイズはあいにく売られておりませんでした。
SかⅬ悩んだけど、ここはLサイズを購入。
狙いは豆アジとかスズメダイとかコッパグレとかではなく、黒光りチンヤロウなのです(チンは沖縄でチヌです)。

釣行日は2月11日 月曜日(建国記念日)。

最強の寒波到来とやらで、ニュースやら賑わってますがとくにそれほどは気にせず、桐灰の貼るタイプのホッカイロを腰に貼って出陣。

家を出るとホコリが舞うレベルのパラパラとした雪が。
しかし風がないのでそこまで深刻な寒さだとは感じません。

向う場所は千守突堤東側。
前回怒涛のヒガンフグ祭りだった場所です。
家から徒歩3分ほぼの未曾有のアクセスの良さです。

2019年2月11日 06:35頃の千守突堤。
人は誰もいない。

釣り場データ採集

前回釣行のリベンジマッチなので、状況がどれくらい変わっているのかチェック。
まずは海中の温度測定してみます、、、と。

現場についたら海水温を測る釣り人。
傍目で見たらかなりのツウっぽいが、連続坊主記録更新中である。

な、な、7度

一昨日の釣行時から3度ダウンです。

ちなみに水温計は水面ではなく底付近で計測しています。
ちなみに(×2)前回書きましたが千守先端付近は約7mです。

測ってないからわかりませんが外気温や風に触れるため、水面付近はもっと冷たいんじゃないかなと思います。

この日の潮周りは小潮。釣行時間帯は緩やかな上げ潮となります。

緩やかな小潮の上げ潮。
大潮とかよりも釣りはしやすいです。

風は少なめに東側からふいてますが、波立つほどではなく比較的穏やかな水面。

「ふふふ、海よ。いつまで穏やかなツラしてられるかな?」
とばかりにせっせと仕掛けを準備します。

前回の反省で打ち立てた仮説を全てやってみる

今回のリベンジ釣行とは、つまり前回釣行の仮説検証が目的です。
前回考えた釣れるための仮説はざっと以下の3点。

①遠投して沖合を攻める
②仕掛けを流す時間は短すぎず長すぎず
③タナ調整も積極的に

仮説検証その①:遠投して沖合を攻める

まずは遠投で狙うポイントの選定。
候補として突堤から東方面のサーフを狙う案、突堤先端から南の沖合を狙う案、を検討します。

東方面のサーフにおいては、魚がいる場合の魚影の濃さが特徴です。
夏〜秋にはサビキ仕掛けでは豆アジ、イワシ属が3桁釣れますし、フカセ、海老巻きの釣り師も東方面狙いが多いです。
深さは先端部の7mを最深部として突堤根本に近づくにつれて徐々に浅くなっていくことが予想されます。

南方向の沖合では、やはり大型魚の回遊が特徴です。
私自身の2018年の実績ではタチウオ、シオ(カンパチ幼魚)、サゴシ、コノシロなどがあり、私は釣ってませんがハマチ・マダイも稀にあがります。

2018年9月に釣れたシオ(カンパチ幼魚)
私の青物童貞卒業の思い出の1匹でした。

また一度冬序盤になりおかっぱりの釣果がゼロの日だったのですが、沖合をボートで狙う釣り人がサビキ仕掛けでアジを爆釣している景色を見たことがあります。
沖合も基本的に砂地だと考えていますが、船の通り道にもなっているので魚がたまる地形となっているのか、小さな沈み根があるのか、魚の溜まる要素があるのかもしれません。

今回も悩んだ末、この寒い時期やはり大事なのは深さということで、南向き沖合を狙います。

仮説検証その②:仕掛けを流す時間は短すぎず長すぎず

この日は小潮とはいえ、上げ潮時には潮はやはり東から西へ流れます。

上げ潮の時の千守突堤の潮の流れ図

そのため狙っている正面ポイントよりも気持ち東向きに仕掛けを投げて、ポイントを超えるまで流します。

また放っておけばリールのラインをすべて放出するくらいに西の彼方まで流れていきます。
しかしあまり流してもコマセで作っているポイントを外す気がするので、狙いのポイントを通過してしばらくしたら仕掛けを回収。
またカゴに手際よくコマセを入れ再度遠投と繰り返します。

これをエンドレスで繰り返すのです。
悲しいことに魚が釣れていないのに、陸上の所作のみ手際よくなっていきます(涙)

仮説検証その③: タナ調整も積極的に

よく考えたら 沖合の深さは正直よく分かっていません。
記事書いていて認識しましたが、よく考えると沖合の深さも測っておくべきですね。

とはいえ7m仕掛けを最深に、30cm~50cm単位でタナをあげてみたり。
そしてタナを変えてもなんのリアクションもないので、まずかったかな、と戻してみたり(戻す前もリアクションはないのだが)。

きっと5m~7mの層はいろいろ攻めてみたと思います。

そして、結局、まったく何も事件は起こりませんでした。

だらだら書いていますが、浮きはピクリとも動かずですよ。

さすがに何も起こらないと、ついつい「フグでもいいから、、、」と前回と同じ釣り方でフグを狙ってみたりするんです。

しかし、フグさえもいない。

今回の唯一の事件は沖合流している後に仕掛けを回収すると、刺餌のオキアミがフグにかじられた気がする、、、というものです。

かじられているかどうかも怪しいレベル。。。
事件は会議室で起こっていませんが、現場でも起こりませんでした。

そして、こうも釣れないとどんどん寒さに自分の身体が気づいていくのですよね。
家出るときはきっとアドレナリンとか出ていたのだと思います。

ポツポツ雨かみぞれか識別もできない物体が降ってくるし、それが手にあたって冷たい痛いし。。。

で、携帯で外気温を確認してみると、、、

ニドです。

ニドはニドでもこれはニドソドム

22度あれば現場の雰囲気もかわるんだろうなぁ(現実逃避)

あまりの寒さに取り乱してターちゃんのネタしか思い浮かばないレベル。

2時間ほど頑張りましたが、これ以上埒があかないと納竿することに。

納竿間際に海中にみたものは

このままではなんの情報にもならず、ただただ私の好きなターちゃんネタを放り込んだだけのエントリとなりますので、最後に一つ現場情報を。

私が納竿する準備をすすめていると、突堤先端部に魚体の翻るキラメキを発見。
サイズ的にはカタクチイワシかと思いますが、もしくはキビナゴかもしれません。

「キビナゴ(イカナゴだったかも)がはいってくるとメバルが釣れだす」と、千守の爺様ことチモジイ様もおっしゃってました。

またシーバスなどもこの小魚を狙って釣れる可能性はあると思います。

またこのような小魚がまわってくるのが、私が納竿を決意した8時頃だとすると、今の時期千守突堤で釣りをするならば8時~9時からスタートするのが吉なのかもという仮説が浮上します。
(ただ残念ながら私は休日の早朝しか釣り時間を確保できないパパアングラーなので、この仮説検証は誰かお願いします。)

振り返りと次への計画

振り返る内容さえありません。以上!

・・・と言いたいくらいでしたが、どんな事件も起こらないくらいの状況だったということが一つの事実であったわけです。
それを忘れて今期や来年にまた同じ過ちを犯さぬよう、反省を箇条書きで明文化しておきます。

・海水温度が7度の場合、深度7mまでは生命なしの死の海(そこに魚はいない)

・朝の8時過ぎに小魚の魚影を確認。どうしても7度の千守で釣りしたいなら、早朝よりも8時・9時からやってみよう。

これを考えると、もはや2月の冬シーズンで早朝時間帯に千守突堤は選択できません。
せっかくアクセス良好・足場も良好ポイントなので残念ですが、魚がいなけりゃ釣りにもなりません。

今狙うべきポイントは、少しでも高い水温、安定した水温だと考えます。

次回はより沖合の深場である須磨浦漁港の沖合テトラ帯に挑もうか、、、と考えてます(むしろ今日行くつもりでした)。

またこのように釣れないながらも釣れない理由を深く考えられるのは、海水温や深さなどの数値のおかげだな、と記事を書いていて思います。
もっと家が近すぎる地の利を活かして、須磨海岸の釣りポイントの海水温と深さを測りまくっていこうと思うkoheiでした。

P.S. 連続坊主回数は7回目?、、、かな?。。。orz

コメントを残す